ウキウキ...ゾンビライフ!?「屍町アンデッド」が凄いワケ
こんばんは、新谷シンヤです。
自己紹介記事作るから見に来てネ!と書いておきながら、早急に文章にしたい出来事が起こったため興奮気味でスマホの画面をタップしております。(自己紹介はまた後日!)
皆様、漫画はお好きだろうか。
私は大好きだ。恋愛ものから血みどろのホラーまで、面白そう!と思ったらなんでも手を出してしまう。
そんな筆者が今回オススメするのはコチラ、磐秋ハル先生の「屍町アンデッド」である。
屍町アンデッド 1 (マッグガーデンコミックス Beat’sシリーズ)
- 作者: 磐秋ハル
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2016/06/21
- メディア: Kindle版
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ネット配信に興ずる若者達が、地下下水道で見たものは…?一見平和に見えるX県鹿羽市鹿羽町…、だがそれはかりそめの姿だった。高校の化学教師・葛城柘榴が担任するクラスで起きた異変は、全てを地獄の底へと引きずり込んでいく…!
「よくあるパニックホラーもの」と侮ることなかれ。本作最大の魅力は、磐秋ハル先生の描写力から生み出される、キケンかつ背徳的な魅力溢れる登場人物たちにあるのだ。
ここで詳しくご紹介するのは、主人公の葛城 柘榴(かつらぎ ざくろ)。
1巻表紙は、主人公柘榴とその妹、小桃が描かれている
高校で化学の教師を勤め、生徒たちとも良好な関係を築いている柘榴。しかしそれは彼の表の顔。
舞台となる鹿羽町には「屍体」と呼ばれるゾンビを生み出すウイルスが発生していた。屍体は人間の肉体を喰らうことで活動を存続し、襲われた人間はウイルスに感染して屍体となる。
抜け出せないループ。そんな恐ろしい実態は町の一区画に覆い隠されていた。
柘榴の妹・小桃(こもも)は、このウイルスに感染し、屍体となって元の姿を失ってしまっていた。
最愛の妹を救うため、柘榴は字の通り手段を選ばない狂人となり、人間の体の一部分を持ち帰っては妹に与え続けている...
主人公という立場でありながら、狂気を孕んだ柘榴の行動には息を飲む。
しかし彼は単なる狂人ではない。敵となる相手には限りなく無慈悲でありながら、普段は表情豊かで時には涙も見せる、人間味のある人物として描かれている。
全ては愛する妹のため。
彼は限りなく純粋なのだ。
主人公とその妹以外にも、屍体による被害を対処する組織のエージェント・波金(ハガネ)や、柘榴と同じ高校で教師を勤める優しい雰囲気の女性・草野 茜(くさの あかね)など、一癖も二癖もある人物が登場する。その実態は是非、ご自分の目で確かめて頂きたい。
あらすじを引用したMAGCOMI(マグコミ)より、1話と2話、最新更新の2話分を無料で読むことができるぞ。
ここまで本作の魅力についてご紹介してきたが、先日嬉しい出来事があったのでご報告。
本作2巻の発売時に「貴方の"推し"コマキャンペーン」という記念企画が開催されていた。
1巻・2巻からお気に入りのコマを撮影し、ハッシュタグとコメントを付けてTwitterで投稿するというものである。
乗るっきゃねぇ、このビッグウェーブに!ということで新谷も別アカウントで参加させて頂いた。
そして大変ありがたいことに...後日当選のお知らせを頂き、作者の磐秋ハル先生直筆の色紙が手元に届いたのである!
その色紙が、こちら。
YA☆BA☆I
脳内を爆走する「家宝」の二文字ッ...!!
磐秋ハル先生、ご担当者様、本当にありがとうございます!!
今回の記事が、少しでも作品の応援になっていれば嬉しい限りです。
それではまた次の更新で!