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【セブ島留学】ルームメイトが優しすぎる

寝泊まりする場所でどれだけ快適に過ごせるかは、滞在の要である。

現在新谷が利用しているのは3人部屋。今回はそこで出会ったルームメイトたちについて紹介していく。

 

ルームメイトA(中国人)
ラフな格好が絵になる、スタイルが良く気配りのうまい中国人。初対面の相手でもすぐ仲良くなってしまう寛大な心の持ち主。
マイペースだがとても真面目でよく自習室と部屋を行き来している。なぜか新谷のこともものすごく真面目だと思っているようだ。日本人だからか?
Bとは非常に仲が良いが度々生活態度を指摘されており、"grand mother"と呼んでいる。
あまり寮の食事が口に合わないらしく、お菓子が生活習慣に組み込まれている。

「これないとダメなんだよ、ダメだってわかってるのにね...」(本人談)

 

ルームメイトB(韓国人)
すらっとした体型と整った顔立ちの、ノリが良くて陽気な中国人。
空港にある広告に載っていそうなアジアンビューティーだが基本的にテンションが高い。
韓国の空港の近くに住んでいるらしく、「お金持ちだよ〜wなんちゃってww」と笑いながら発言していたが恐らく本物の富裕層。育ちの良さから来る大らかさは万国共通である。
そしてやはりお菓子大好き。度々おすそ分けしてくれるのでこちらからも日本のお菓子を返したら大ウケ。お気に入りは明太えびせんべい。渋い。

 

初日にも書いた通り、英語を勉強しにセブ島へ来たはずが、部屋に着いた途端突然の実践英会話がスタートした。

 

「どこの国から来たの?」「何ヶ月ここにいるの?」「今何歳?」「何を勉強してたの?」

 

怒涛の質問ラッシュ。

AもBも私より年上で英語学習の期間が長く、ここに滞在してからもそれなりに時間が経っていたようでかなり流暢に話しかけてくる。

一人だけ恐ろしく片言で少なからず恥じらいはあったものの、なんとか会話にしようと必死に食らいついた。

 

彼らは私が来たばかりで右も左も分からないことをしっかりと理解し、気を配ってくれた。特に「ガンバッテ!」と日本語で応援してくれたことは、強く印象に残っている。

そしていつの間にか、部屋で顔を合わせるとその日にあったことや授業での出来事を毎日話す仲になった。

そして私たち3人はみんなお菓子が大好きという共通点があり、たびたびお菓子を持ち寄っては一緒に味わっている。

日本のお菓子はものすごくウケがよいので、もっとたくさん持ってくればよかったなぁと思う次第である。

 

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貰ったクーポンでたまたま注文していたお菓子の詰め合わせが、思いがけず大活躍

 

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お菓子以外にフルーツをふるまってくれたことも...

 

残念ながらBは私が来てから1週間で帰国の日を迎えてしまったが、帰り際に励ましの手紙と文房具をプレゼントしてくれた。交流できたのはわずかな期間ながら、別れがより惜しくなったのは言うまでもない。

 

他の部屋のバッジメイトに話を聞いたところ、ルームメイトと波長が合わない、冷房や部屋のスペースといった共有物を巡ってトラブルになった等様々なケースがあるとのこと。

 

慣れない場所での生活。勉強以外のストレスは想像以上に負担になってしまう。

暮らしてきた環境が違えど誰かを気遣う気持ちは万国共通。今後一定期間が空くと今とは別のルームメイトがやって来るので、今度は彼らがしてくれた気遣いを私の方からできるよう会話力を磨きたいものだ。