常々備忘録

好きなことを好きなだけ

【セブ島留学】いよいよ開始!

先日記事にいたしました通り、本日よりフィリピンのセブ島へ短期留学に来ております。

書き溜めている記事があるためその分は滞在中に更新予定ですが、加えて留学体験記(もとい泣き言)もアップしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

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飛行機の窓からフィリピンの風景

 

たかが3ヶ月、されど3ヶ月。お世辞にもメンタルが強い方ではない新谷は、早くも眉が下がりっぱなしである。
この期間中手を出しているあれこれに別れを告げなくてはならない。

ゲームできない!いちご新聞買えない!できることならずっと日本にいたい!

しかしまとまった休みが取れるのも、この年齢のうち。


「頭じゃ理解出来てるけど、心の準備がまだまだ出来てないよ」は
飛び込む勇気が出せない僕等の言い訳じゃないかよ


弱虫ペダルのOPテーマで知られるLASTGASPの、「Determination」にある歌詞。
出発前にこの曲を聴いて一人悶えていた。
ここまで来てしまった!選択肢など残されていない!もう前に進むしかない!
自分を無理やり励ましつつ、なんとか頑張っていきたい。
初日から飛行機遅れで雲行きが怪しすぎるオタク新谷のフィリピン滞在、スタートです。

 

P.S 日本の道路塗装に慣れてると、大人しく座っててもボヨンボヨン跳ねてグェッてなる。

【キラキラシャイニースター】大当たり確率2倍!?キラキラシャイニーキー当たるまで回した結果・後編

※この記事は前編 の続きです。

キラキラシャイニースターの元々の大当たり確率についてはこちらの記事をご参照ください。

 

〜前回までのあらすじ〜

キラキラシャイニー★キー大当たり確率2倍キャンペーンが始まった!この"2倍"という数字がどれだけの可能性を秘めているのか体感!

...したかったのに筐体エラーで泣く泣く退散、ドンヨリした雰囲気のまま別店舗で1クレジット。払い出し口にはなんと!光り輝くシャイニーレアカードが!!唖然とした新谷、このあと一体どうなっちゃうの〜〜!!?

こんなノリですがちゃんとキーが当たるまで引きます。ご安心ください。

 

シャイニー★キーチャンスをしに来たはずが、全く期待していなかったカードでこの当たり。連コインする手が完全に止まってしまった。

そう遠くない昔の記憶はまさにこの店舗のものである。撤退ッ!

 

しばらくお買い物と称してふらついたあと、先ほどの筐体エラー店舗を再び確認してみた。

あら!復活してるじゃないの!

ここでようやく、スタート地点に立つ。

今回はレア以上が出たら一旦クレジット投入をストップ、という形で当たりが出るまで継続していく。

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進展なし。

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計10クレ目でシャイニーレアが...

再び連コインする手が止まる。

いやここまで来たら後には引けないんだけども!ここで大当たり来たら完璧だけども!

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明日落雷で死ぬ可能性

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今一番アツい美女と野獣・ベルのキーをゲット。

 

というわけで2倍期間中に当たるまで回した結果

1+3+3+4=計11クレとなった。

若干サバを読むことにはなるが、前回はじき出した確率の半分に近いクレジット数だ。自分の検証もあながち間違いではなさそうである。

兎にも角にも、2倍キャンペーンは伊達じゃない!ということだけは間違いないので、今までキーを当てるまで遊ぶことに抵抗があったアナタ。今がチャンスである。

 

ちなみに

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キャンペーン期間中に画面に出ているこのアイコン。上の写真の場合

「あと18かい大当たりが出るまで...」つまり

シャイニー★キーが18個出るまで確率が2倍

という解釈が正しく、

大当たりが出るまで18回(1800円分)

ではないのでご注意頂きたい。

 

今回は母数が少ないため"検証"という記載はしなかったが、大当たり確率2倍というキャンペーンのありがたさは十分実感できた。

皆様も是非、ご体験ください!

【キラキラシャイニースター】大当たり確率2倍!?キラキラシャイニーキー当たるまで回した結果・前編

 ディズニーマジックキャッスル・キラキラシャイニースターで、2017年4月29日(土・祝)よりキラキラシャイニー★キー大当たり率2倍キャンペーンが開催されている。今回はその2倍という数字がどれだけの可能性を秘めているのかお伝えしていく。

※このキーの元々の当たり確率については、こちらの記事をご参照ください。

それでは早速筐体へGO!

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お、あったあった。これこれ!

両替して準備バッチr... 

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イヤーーーーー!!!

画面には「29-1 カプセルベンダーユニット接続エラー」の文字が。お金を入れる直前に気付いた。

キラキラシャイニーキー★チャンスがなければ2倍も何もない!というわけでレジで状況を説明。

 

店員さんを呼んで対応して頂くも、直らず。後ほどもうお一方登場。

再起動中のQ&Aコーナーをダイジェストでお送りします。

Q.このゲームはエラーよく出る?

A.よく出る。先週も丸一週間直せなかった。

Q.当選確率2倍キャンペーンで稼働率は上がった?

A.明らかに上がった。大変。

妖怪ウォッチのメダルガチャが流行ってからこの手のゲーム機増えて大変ですよね、とお返しすると深刻そうに頷いてくださった。

 

再び再起動完了するも、画面には変わらず「29-1 カプセルベンダーユニット接続エラー」の文字が。試せそうなことは全部試していたはずが...

どうやらマニュアルにも対応方法が載っていないらしく、メーカーへの問い合わせをしなくてはいけないとのこと。

店員さんは気を利かせて当たりが出たら直接カプセルお取りしますので...と言ってくださったが、おそらくこの状態だと抽選自体起こらないのでその旨をお伝えしておいた。

非常に申し訳なさそうな謝罪を頂いたが、根本的なエラー理由がわからない中誠実なご対応をして下さったことに感謝である。

 

 せっかく検証しに来たのにUターンで帰るのは悲しいので、すぐ近くの別店舗へ。

こちらは問題なく稼働していたので、とりあえず当たりが出るまで回してみることにした。

はずだった。

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Oh my got...

 まさかの展開に唖然である。

 

後編につづく!

1000日目に考える白猫の問題〜度々炎上するキャラとガチャの兼ね合い編〜

 皆様は「白猫プロジェクト」をご存知だろうか。

現行プレイヤー、昔は遊んでいた、やったことはないがタイトルは知っている...などなど様々な方がいらっしゃると思う。

今回はこの白猫が抱える「ガチャとキャラの問題」について書いていく。

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 アプリアイコン

※この記事では「現在における」白猫プロジェクトを知らない方を想定して作られているため、一部詳細が省かれている箇所がございます。また、後日加筆修正が入る場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

 

まず白猫のガチャシステムがどのようになっているのか簡単に解説していく。

白猫には3種類のガチャが存在する。その内容がコチラ。

 

フォースター...いわゆる「通常ガチャ」と呼ばれるもの。この中身はゲーム内で行われる選挙のような投票イベントで定期的に種類が変動する

 

入れ替え...上記フォースターの一部キャラクターと「入れ替え」で別キャラクターが投入されるもの。基本的に超強力だが排出率は低い

 

別枠...今までのフォースター、入れ替えのキャラクターから一部が選抜され、新たな職・コスチュームで排出されるもの。主にプレイヤー人気がある、ストーリーで多く登場したキャラがここに選抜される

 

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文章だと分かりにくいので図にしてみた

 

 なんとなく、ガチャシステムの概要はお分かり頂けただろうか。

では次に、現在の白猫が抱えているガチャの問題を説明していこう。

 

上記の図を見て頂ければわかる通り、入れ替えガチャのキャラクターは基本的に超強い。

「最強」キャラクター=入れ替えキャラクター

と言っても過言ではないほど、強い。

白猫プロジェクトリリース当初は存在しなかったこの"入れ替え"の概念は、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。

見たことのない火力を持つ強キャラ。

狙いは定まった。

 

強いキャラは人気が出る。

ソシャゲにおいてはごく真っ当、当たり前のことである。

ならば白猫における強いキャラ、入れ替えキャラが人気になるのも、当然のことだろう。

しかしここで問題になるのが別枠ガチャの存在だ。

 

別枠ガチャには上に記載した通り、基本的にプレイヤー人気がある、ストーリーで多く登場したキャラが選抜される。

後者はともかく、前者はどうだろう?

プレイヤー人気は、強さと紐付けられる。

では白猫で強いのは?

そう、入れ替えキャラである。

もうお分かり頂けるだろう。

入れ替えキャラ席巻時代の到来である。

 

 もちろん別枠の全てが入れ替えキャラに占拠されたわけではない。別枠に選抜されるのはフォースター(通常ガチャ)で人気の出たキャラであったり、逆にその中でもあまりスポットが当たらなかった意外なキャラであったり、様々なパターンがあった。

しかし入れ替えキャラの優遇は別枠が新しくなるたびに加速し、留まるところを知らない。

 

先にフォースター(通常ガチャ)は選挙のようなイベントで定期的に種類が変動する、と記述した。この選挙でも同じように強さやストーリーでの活躍ぶりによって優遇されるか否かに明確な差が開き、不憫なキャラが多く生まれることになる。

(白猫は男性プレイヤー比率が多いため、この投票に関しては女性キャラは無条件で有利になるのだが...ここでは割愛しておく)

 

入れ替えキャラが別枠で何度も登場する傍ら、通常ガチャでは日の目を見ることなく退場せざるを得なくなったキャラが増え続ける。

 

 

白猫はキャラが魅力的なゲームだ。

 

ここまで通常ガチャのキャラや入れ替えキャラに優劣を付けるような書き方をしてきたが、筆者は白猫ほどすべてのキャラに魅力があるゲームはないと思っている。

白猫には「親密度」というシステムがあり、その数値を一定にすることでキャラのストーリーを読むことができる。

ゲーム内での性能は一切関係なく、作り込まれたキャラ一人一人のストーリーを読むのは本当に楽しく、これこそ筆者が白猫を好きになった一番の理由だ。

 

しかし、ゲーム内でプッシュされるのは入れ替えキャラばかり。プレイヤーもみなこぞって入れ替えキャラを狙う。

 

すべてのキャラが魅力的なゲームで、一握りのキャラだけが日の目を見る。

ずっと前にガチャ排出されなくなったあのキャラが別枠に出る希望も、入れ替えキャラに持っていかれてしまう。

入れ替えキャラ、入れ替えキャラ、入れ替えキャラ...

 

いつしか入れ替えキャラの顔ぶれを見るたび、「今度の別枠はまたこのメンバーなんだろうなぁ」「昔は入れ替えが楽しみだったのになぁ」とぼんやり考えるようになった。

あれ?

白猫が好きになった理由は、なんだったっけ。

そう、キャラが魅力的だからだ。

キャラに惹かれたのに、キャラを否定するような言葉ばかり出てくる。いつの間にこんな感情を抱くようになってしまったのだろうか。

ただただ、悲しくなった。

 

一番上に※で書いたように、なるべく分かりやすくするため、この記事では多くの内容(別枠のコラボガチャ、いきなり☆5の存在、神気解放etc...)を省略した。現行プレイヤーにとっては矛盾が見受けられる表現も多々あったかと思う。大変申し訳ない。 

 

白猫プロジェクトリリース1000日を境として、自分が心のうちで考え続けてきたことを文章にしようと、この記事の作成に至った。

現状の解決やアイディアについては、また後日記事にしようと思っている。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

iPhone7の保護フィルムは"全面タイプ"を買え!〜失敗しない保護フィルムの選び方〜

よもや生活必需品となったスマートフォン。特に愛用者が多いのはiPhoneだろう。

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新谷の歴代iPhoneたち

 

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着せ替えるのも楽しい

 

iPhone7からカメラレンズが大きくなったり、イヤホンジャックが廃止されるなど様々な変化ぎ起きているが、周辺アイテム購入の際最も悩まされるのが保護フィルムの存在である。

 

家電量販店に行けば壁一面が覆い尽くされるほど、たくさんの保護フィルム(保護シート、ガラスフィルム等とも呼ばれる)が販売されているが、はっきり言って何が何だか分からない。

値段はピンからキリまで。書いてある売り文句はどれも似たような内容ばかり...

結局どれを選べばいいのだろうか?

 

iPhone歴はや5年を突破した新谷が自信を持ってオススメするのが、厚めの全面タイプだ。

 

現在使用しているのがコチラ

 

全面タイプは名の通り、画面を端から端まで保護する作りとなっている。

オススメの理由は、これまで使用したiPhoneの画面を見て頂ければ一目瞭然だ。

 

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 筆者は必ずフィルムを貼るようにしているため極端な画面割れを発生させたことはないが、2年ほど使うと写真のような痛みが生じてくる。

また以前張り替えたフィルムは、ホームボタン近くが完全に保護されておらずだんだんめくれてきてしまった。

 

厚めの全面タイプなら

・画面端が割れない

・完全に覆われているので剥がれにくい

・枠があるので気泡を追い出しやすい

等々、様々な問題を解決できる。

 

ちなみに保護フィルムは、本体購入をした家電量販店やケータイショップのその場で勧められることがほとんどだが、信販売で購入する方が圧倒的にお得だ。

amazon等を見てもらうとよく分かるが、良質な商品が定価1/5以下ほどの値段で手に入ってしまう。

ぜひチェックしてみてほしい。

 

というわけで今回は、「買いたいけどフィルムとか何が違うかわかんねーよ!」という方向けに記事を書いた。参考になれば嬉しい限りである。

【お知らせ】短期留学することになりました

当ブログはおかげさまで、開設から1ヶ月経たぬうちに閲覧数4ケタを突破いたしました。ありがとうございます。

そんな中突然ですが、5月7日よりおよそ3ヶ月間語学力向上を目指し短期留学をすることになりました。滞在先はフィリピンのセブ島です。 

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フィリピンの国旗

無料で使えるEPSフリー素材集様(http://freesozai.jp/itemList.php?category=nation_flag&page=ntf_137&type=sozai)より

 

当ブログはキッズアーケードゲームから映画レビューまでテーマがとっ散らかっていることに定評がありますが、ここに「留学」という新要素が加わり更に記事の羅列が混沌とする予定です。

しばらく日本国内で扱ってきたような内容から離れることにはなりますが、滞在中でこそできる記事作りを心がけていきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

 

四六時中スマホを手放せないオタク新谷、突然の海外滞在!一体どうなってしまうのか!?

頑張ってまいります。

興収動員数大失敗!「レッドタートル」に学ぶ真実の見分け方

歴代No.1大ヒット御礼!

今世紀最高のアドベンチャー

圧巻のストーリーを見逃すな!!

 

よくある映画の売り文句。

どれもこれも似たような文字の羅列ばかりで、一体何が大ヒットでナンバーワンなのか全くもって分からない。

もちろん映画のポスターにデカデカとネガティブなワードを並べるわけにもいかないので、仕方ないことではあるのだが。

 

CMで気になっていた映画作品がいつの間にか上映終了していた!

なんてことはよくあると思うのだが、それは単なる感覚の問題だけではない。技術と文化が変貌し続けている昨今、世に送り出される映画は星の数ほどある。映画館は当然ながら動員が多く見込める作品を長く上映したいため、実績が伴わないタイトルに無慈悲な現実を告げざるを得ない。例えそれが光り輝くダイヤの原石だったとしても、だ。

  

無慈悲にも上映という名の糸からプツンと切られてしまった作品。そこにさらなる脅威が襲いかかる。ネットの評価である。

動員数の数値だけを見比べ、作品自体を観てもいない人間から「爆死」のレッテルを貼られ声高々に罵声を浴びせられる。罵声は罵声を呼び、それがあたかも世間の評価であるかのようにあちらこちらへ広がっていく。まさに地獄絵図である。

 

こんな最悪な事態を招かぬよう、あらゆる映画はジャンルという枠を超えて生き残るための戦略を張り巡らせる。

インパクトの強いCM、印象的なキャッチコピー、耳に残るテーマソング、豪華声優陣等々。

とにかく劇場に足を運ぶ人が一人でも増えるよう、あらゆる手段で興味を引こうとする。

ある一部を除いては。

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その"ある一部"として今回ご紹介するのがコチラ。レッドタートル ある島の国の物語」

あのスタジオジブリが手がけた長編アニメーション作品でありながら、映画史上に残る記録的な大爆死を遂げたタイトルである本作。

 

気付かれないほどにひっそりとした広告宣伝。

日本人が見慣れた絵柄とかけ離れたキャラクター。

声優をウリにするタイトルが山ほどある中で、無声映画という挑戦的過ぎる選択。

 

「あ、製作陣これ売る気一切ないな」

筆者が本作を観た後、まず第一に浮かんだ感想である。

 

スイーツ店が立ち並ぶ繁華街。万人受けしそうな商品をこぞって作り出しては、お客のダメ出しに頭を下げるパティシエたち。

そんな中頑なに和菓子を作り続け、こんなの流行るわけない!とバカにするお客に対し「うるさい!これが俺の信じる道なんじゃ!気に食わないのなら出て行け!!」と一蹴する頑固な和菓子職人がひとり。

レッドタートル」を表すなら、こんな感じだ。

 

腕は間違いなく一流。

世間の流れに乗りさえすれば、確実に売れるものを作れる技術を持っている。

でも、自分がやりたいのは"売れる"商品を作ることではない。それでは他人の模倣も同然、自分の商品であってないようなものである。例え他人に何と言われようとも、"作りたい"ものに魂を込めなければ意味がない。これこそが、自分の信ずる道なのだ。

...というのは筆者の妄想だが、本作はとにかく「作りたいものを作った」この一言に尽きる。は?売らなければ意味ねーだろ!と思う人もいるだろうが、いつの時代でも職人とはこういう存在である。

 

「売れる作品=面白い作品じゃないんだよねぇ」

筆者がよく姉とする会話である。

確かにレッドタートルは万人ウケする作品ではない。興行的には大失敗だった。

しかし、これらの事実だけで「面白くない」と本当に言い切れるのだろうか。

実際に観て頂きたいためここではあえてストーリーに触れることはしないが、劇場に足を運ばれた方にはよくお分かり頂けると思う。

 

まぁ少なくとも、たまたま目に入ってきた観客動員数のランキングを見て「やっぱりこれつまんねぇんだわ!はい爆死!!」と笑って見過ごす。

こういうことを日常的にやっている人の心に響かない作品であることは、100%事実なのだが。

 

作品を観てもいないのに、バカにして笑う。

自分がその作品のファンであった時、そういう人を見て頭にきたことはないだろうか。

 

そこでイライラするのはもったいない。自分にとってマイナスになるからだ。

「この人は自分が日常的にネット情報を鵜呑みにして生活してますよ!って大声で宣言しているのか。なかなかユニークな自己紹介だなぁ」

この程度に思っておけばよい。

 

筆者にも、このユニークな自己紹介をしまくっていた時代があった。

自分が好きな作品が同じようにバカにされていた時、その愚かさを身を以て痛感した。

 批判がカッコイイと思い込む風潮はどこにでもある。だがそれは、批判とバカにすることの区別が付いてない人のすることである。

「世間がそう言ってたから」

世間=自分なのか?そんなことはない。

何事も、実際に見てみなければ分からないのだ。